【メンズ髪型】30代40代おススメパーマスタイル
パーマをかけたい30代40代のメンズの方が増えてきています。
実際
- どのようなスタイルがあるのか
- どこまでやっていいものなのか
- 自分にどんなものが似合うのか
- 自分の嗜好性はどうだったかな
など悩まれる方も多く、仕方なくネットやヘア方でスタイル探される方がほとんどなのではないかと思います。
でも、ほとんどが若い人たちのスタイルなんですよね。
そこで今回はオッサン美容師が送る、30代40代メンズにやって欲しいリアルスタイルをご提案します。
具体的にはお客様に撮らせていただいたお写真を元にスタイルを紹介させていただきます。
メニューとしてはこんな感じです
①30代40代メンズのパーマスタイルとは？
②30代40代「ゆるめパーマ」
③30代40代「色気パーマ」
④30代40代「くるくるスパイラルパーマ」
⑤30代40代「個性派パーマ」
⑥まとめ
では、早速行きましょう。
今回のブログですが動画でもご紹介していますので、読むのが面倒な方はそちらがおすすめです。
30代40代メンズ向けのパーマスタイルとは？
30代40代の大人メンズがパーマをかけるにあたり、個人的に意識していることがいくつかあります。
ひとつ「色気や個性を引き出す」ためのものだと思っています。
男性の「色気」の概念はいろいろあると思いますが、遊びやゆとりから生まれるものだと思っています。
時代性もあり、ストレートで品行方正なスタイルよりも、
TPOはわきまえつつパーマで遊びのある髪形をしている人の方が
ゆとりも感じてお仕事ができるイメージが出ると思います。
そして大人の「個性」はオルタナティブであっていただきたい。
具体的には世の中の流行りや過去の自分に流されるだけではなく、自分という「核」を常にブラッシュアップしていただきたいということです。
ちょっと難しいですかね！
リモートワークも浸透し、ビジネスファッションも変化している今、それに合わせて髪型でも個性を出していくべきなのではと思っています。
もうひとつは「若い世代のパーマスタイルとは何かを変える」ことです。
確かに若い世代に流行りの髪型は、勢いや時代性を感じて良いかもしれないです。
ですが30代40代の大人がそれをやった時に、個人的に違和感を感じてしまうんですよね～。
それなので、ベースのカットやパーマのニュアンスで
若いスタイルになりすぎないようにしています。
さじ加減は一人一人お客様によって違うので、それが大事なことになると思います。
ここからはパーマの強さ別に見ていただきたいと思います。
メンズ30代40代『ゆるめパーマ』
「ゆるめパーマ」は、ほとんどの30代40代の方ができるパーマスタイルになっています。制約が厳しい職場の方や手始めにパーマする方にもチャレンジしやすいグループです。
30代前半 営業職
髪の毛が固く、強いストレートヘアの方。
ストレートのままでもトランクスのような髪型でかっこいいのですが、年齢を考えた時に少年ぽさが出てしまうことが気になり始めている。
仕事柄派手なことはできないので、乾かした時にパーマっけが消える「隠しパーマ」をかけて、自然なくせ毛のようなゆるいパーマをセレクト。
手櫛でかき上げるだけで後ろに流れるような動きをつけて大人っぽさを狙っています。
30代半ば 営業職
ベリーショートに近いショートスタイルがお好きなお客様。
髪の毛のハリがあって短くすると毛先がばらけて纏まらないことが悩み。かといってしっかりパーマをかけて落ち着きすぎてしまうのも嫌なので困っている。
こちらのお客さまも「隠しパーマ」で対応しています。
乾かした後に、毛先にカールがつくと老けたニュアンスが出てしまうので、それが出ないように隠しパーマを使っています。
40代半ば コンサル＆SE
ベリーショートがお好きだけれど、髪の毛の張りがすごくてウニのようになってしまい
コントロールが難しいとお悩みの方
年を重ねると、つんつんしているだけのスタイルは雰囲気が出ないので、
欧米人のようにうねりのある動きをつけ、仕上げをウエット気味に仕上げると
年を重ねた顔立ちに程よくマッチすると思います。
30代40代『色気パーマ』
色気パーマ＝ゆるめスパイラルパーマのこと。動きでいうと、くるくるよりもうねうねした感じの動きになります。
長さにより少しだけ顔にかかる毛束の動きが程よく色気を醸し出します。
30代半ば 営業管理職
水平ラインのマッシュベースのうねうねパーマスタイルです。
前髪の長さも目にかからないので、写真のように分け目をつけても良いですし、前髪を下すこともできるのでスタイリングでいろいろ遊べるスタイルだと思います。
僕がパーマ好きだからというのもありますが、年を重ねてくるとパーマがあった方がこなれた雰囲気が出て良い感じになると思います。
30代前半 サービス業
こちらはひとつ前のスタイルよりも前髪が長めで、前下がりラインのスタイルです。
前髪が長くなると少し個性が出るのと男らしさが出てきます。
こちらのお客様は、仕事中はオールバックにして、休みの時は下してパーマを楽しんでいるそうです。
かけたても良いのですが、少し時間が経ってパーマが落ちかけの時がまたいい感じになるんですよね～！
30代半ば SE職
こちらは欧米人のクセ毛のような大き目のうねりをつけたショートスタイルです。
寝グセのようだけど計算された動きが、無造作でこなれた雰囲気を醸し出していますね。
やや重めのバームワックスでスタイリングすると、柔らかさも損なうことなく今っぽい質感になるのでおススメです。
30代40代『くるくるスパイラル』
続いては少し個性が出てくる「くるくるスパイラルパーマ」グループです。
このグループ辺りから職種や立場を選ぶパーマになってくると思いますが、一度試されたお客様はゆるめのパーマに戻れないと口をそろえておっしゃいます。
いきなり挑戦するにはハードルが高いかもしれませんが、普通のパーマに飽きた方にはぜひとも挑戦していただきたいと思います。
30代半ば 営業職
こちらのスタイルは丸みが出すぎないように、場所によってパーマのかけ方を変えてシルエットを調整しています。
若いうちは丸みがあっても”かわいい”とかで済みますが、年を重ねてくるとおじさんだかおばさんだか分からなくなるくらい老けたりするので要注意です。
30代前半 SE職
こちらは若い人たちにも人気のスタイルですが、変えているポイントはカットです。
あえて角を残してひし形のフォルムを作ることでシャープなイメージがうまれて大人マッシュにマッチすると思います。
程よい個性がおしゃれな雰囲気を出してくれますね。
40代前半 ミュージシャン
人気の続く２ブロックショートです。くるくるスパイラルパーマの入門スタイルとしては入りやすいスタイルですね。
年を重ねてくると、髪にハリとこしが無くなっちゃいます。
それを補うには
・カットでシルエットを作る
・パーマでボリュームを調整する
・その両方ともやる
の３択になります。
このスタイルはパーマで調整した好例ですね。
３０代前半 技術職
アラサー男子の心くすぐるソフトカーリースタイルですww
見た目は結構個性的で、自分に似合わないと思われがちですが、やってみると思いのほかフィットしちゃうスタイルの一つですね（嗜好性によりますが…。）
お仕事の都合上できない方もいらっしゃると思いますが、個人的には30代40代は、最終的にこれくらい個性あるスタイルをやっちゃてほしいですね。
30代前半 音楽関係
このスタイルは、もう「The音楽」っていう感じで最高ですね！！
そして髪が柔らかかったり、細毛もミディアムの方にはもってこいのスタイルだと思います。
何もしないと陰キャラになっていしまいますが、くるくるパーマをかけることで簡単なスタイリングでおしゃれに見えてしまいます。
４０代前半 技術職
くるくるパーマをモヒカンにあわせたすたいるです。
アクが強い者同士の組み合わせが外れなわけないですよね！
めちゃくちゃカッコいいし、生き様のようなスタイルを感じるので、オヤジだからやって欲しいスタイルの一つだと思います。
補足ですが、モヒカンは髪にハリこしが無くなってきた僕ら世代にはもってこいのデザインの一つだと思います。
30代40代 『個性派パーマ』
ここからは少し個性的なスタイルをご紹介します。
前カテゴリーの「くるくるスパイラルパーマ」よりも更にハードルは高いものの、カッコいいスタイルが多いので参考がてら見てほしいです。
40代半ば 管理職
こちらの方は40代でありながらツイストスパイラルパーマです。
彼が学生時代ツイストが流行っていたのですが、それをもう一度やるというのはものすごいバイタリティですよね。
若い人たちに人気のツイストスパイラルですが、ベースカットで差別化を図っています。
2ブロックの幅を高くして刈り上げ幅を広くとっています。それによりキノコのようなフォルムにしてストリート感を出しています。
おっさんがやることでスタイルを感じてめちゃくちゃかっこいいのですが、これでジャケットとか着ているんですよね～！
自分の上司にいたら、怖くて何でも言うことをきいちゃいますよねww
30代前半 サービス業
こちらは遊びのあるスタイルにしたいとのことで提案させていただきました。
欧米人でやっている方は結構いらっしゃるのですが、日本人でやり切れる方はすくないですよね～。
ここまで高さを出すにはうねうねパーマが必要です。そのパーマをムラ感出しながらドライしていきます。
かなり主張のあるスタイルですが、意外とどんな服にも合います。
ジャケットでピシッとしたONスタイルからワーク系や白T＆ジーンズ・アロハなどOFFスタイルまで全然いけちゃいますね。
若い人には真似できないので、スタイルのある大人に是非ともやっていただきたいです。
因みにハードスプレーは必須です。
40代半ば 技術職
モヒカンリーゼントスタイルですね。
うねうねパーマを細かくかけてボリュームコントロールをしやすくしています。
攻めた感じが良い意味で尖っていて本当にカッコイイです。生き様がかっこいいですよね。
逆に刺激をもらっています。
年齢は伏せておきます、内装デザイナー
最後のスタイルです。
メンズの顧客様の中で最年長の方です。
こちらもリーゼントスタイルですが、うねりのある動きをつけています。
普通のパーマでは納得しないところにおしゃれ感を感じますね。
このうねり感のある動きで毛先の動きがばらけて、おしゃれな動きが出てきます。
因みにこちらのお客様はファッションセンスも抜群で、ピンクチェックシャツ×ピンクカーディガンに表れていると思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
如何でしたか？
幅広く様々なリアルパーマスタイルをご紹介させていただきました。
初めにお伝えしたように、自分探求を楽しみながら様々なパーマスタイルをお試しいただきたいと思います。
なかなかご自身で新しいスタイルを探すことは難しいと思いますが、美容師さんに相談しながら挑戦してみてくださいね！
皆さんの参考になれば幸いです。
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